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えっ!いきなり手術!?〜2度目の肛門科。その2〜

診察室に入ると、先生が迎えてくれた。
この先生は患者を迎えるときは必ず立って挨拶をしてくれるとても紳士な人だ。

「あの・・・実は・・・」
一昨日の辛い症状や発熱、そして昨晩膿が出たことを先生に告げる。

「そうですか・・・。それは辛かったですね。じゃぁとりあえず診てみましょう。」
といって先生は、見通しも何もいわずに患部の診察へ。
(痔瘻と診断されるのが怖かったので、「もしや痔瘻じゃない!?」と希望が。)

〜・・〜・・
余談だが、実は、膿が出た後、傷口にあてるガーゼがなくて、マスクで代用していた。
さすがに、医者に診せるとあって、ひもの部分などはハサミで切っておいた。
ありがとう!ガーゼマスク。
〜・・〜・・

前回(初めての肛門科)と同じく、ズボンを下ろして診察台に。先生におしりを向けて横向きになる。
すると、先生はまだ痛みのあるケツを容赦なく開く・・・。

「ほぉ、ここですね。ちょっと痛いかもしれませんが・・・」といって肛門の周囲を指で押したりされる。

「傷口が小さいので、切開して膿をちゃんと出す必要があります。」と背中越しに言われる。

(がーん!切開!?って手術って事か。)

何も知識がない私は「じゃぁお願いします。」と答えるしかなかった。

「では、準備しますのでそのままで。ちなみに、歯医者さんで麻酔とかしたことありますよね?」

「はい、あります。」

「それで、具合が悪くなったこととかあります?」

「いいえ、大丈夫です。」

・・・そんなやりとりがあり、着々と準備をする先生。
(と言っても、背を向けているので何をしているのかはわからない。)

このとき私は・・・
はぁ、ついにこんな事になっちまったか・・・。手術かよぉ〜笑えないな・・あぁ・・・。
なんて思いながら、準備を待っていた。

つづく

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